渋滞と「手作りフェスタ」
去る6月14日(日)、僕の家から約1キロの小高い山の上に姶良町総合運動公園があり、結構な広さの体育館がその中心にある。そこで「あいあい手作りフェスタ」が開催される事は家内から聞いていた。好きな編み物を展示させて戴いている店の店主に頼み、家内も作品を片隅に展示させて貰う事になったらしい。彼女は朝早く会場へ行った。
僕はクラブの仲間とグラウンドゴルフを8時から始め、帰宅後思い立ってそのフェスタへ行く事にした。運動公園に繋がる県道に出た途端、右折できない程の車の数。事故だととっさに思ったが、実はフェスタ会場へ行く車の渋滞であった。当地へ来てこれほどの渋滞に出会った事は一度もない。1キロを約40分ほど掛けて会場の駐車場へ到着した。
会場は人、人の波。貰ったちらしによると123店舗が出店しているらしい。沢山の人が手作り作品に興味を持っている事に驚いた。人を掻き分け殆どの店を覗いた。僕は手作りに興味を持っているわけでもないが、折角来たのだから見てやろうという気持ちで約1時間半会場にいた。グラウンドゴルフやゴルフの仲間や、学校の先輩Hさん一家、家内の友人達も来ていた。
陶芸品、木工製品、竹製品、郷土玩具、郷土菓子、洋服着物、花や植物等々多くの手作りショップに混じり、地域振興局(JR,や文化財団、観光連盟)が姶良地域の活性化に一役買おうとパンフレットを配っていたのが僕の目を引いた。
賑わう会場
殆どが県内の出品者の中に、ただ1コーナーだけ僕の郷里熊本からの出品者がいた。県外からは彼ら夫婦だけらしく、芸術家と思しき若夫婦が鉄を使ったオーダーメイド作品を売っていて、しばし郷里の話をした。作品を買ってやりたかったがそれを利用する場所が家にないので、激励の言葉を掛け別れた。
熊本市から来た人の出品コーナー
木工製品の売り場で、孫に買ってやりたい椅子を見つけた。ただ、送料を考えると高い買い物になる。暫し考えたがやはり買うことにした。店主が木製のコースターを2個サービスで付けてくれた。孫の喜ぶ顔を想像しながらその重い椅子を片手に駐車場へ向かった。
勾配のきつい坂道を、高校生と思しき運動部員達が駆け足で登ってくる。僕なら絶対に駆け足は出来ないその坂を、流石にきつそうではあるが集団で走ってくる。そして気持ちの良い事に、全員脱帽し僕らに大きな声で挨拶をするのだ。僕も大きく挨拶を返した。実に爽やか!大きくなったら孫もあんなになるのだろうか、どんな運動をするのだろうか、そんな事を考えながら駐車場までの坂道を下り、爽やかさで心され満たされ、40分も掛けてもここに来た事を喜んだ。
最後に開催の趣旨をチラシから抜粋する。
身の回りに大量生産の品々があふれる現在、伝統的な職人芸、研究熱心な作家による手工芸品など手作り・もの造りの作品は生活のスパイスとしてだけでなく、エコライフや消費者の安全、さらには科学振興の面から注目されている云々。個性に拘るもの作りに励む人たちと多くの県民の交流の場を提供し「地域の活性化」「新たなライフスタイルの提案」「もの作り文化の再生」「共生・協働の地域社会作り」を目指す。等々考えさせられるコメントである。
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