« くどいようだが、”歴史資料館始末”最終編を書かせて! | トップページ | コンピューター内臓機器の弱点 »

2012年2月13日 (月)

映画「ALWAYS 三丁目の夕日 ’64」 お薦め 

待ってた映画「ALWAYS 三丁目の夕日 ’64」を観に行った。シリーズ第三弾目だと思う。一作目は「ALWAYS 三丁目の夕日」、二作目は「ALWAYS 続 三丁目の夕日」で、両方観たがその年度ははっきり覚えていない。

映画を観た後、何としてでも保存版が欲しいと思い、一作目は僕にしては高い買い物であったが、数千円を投じて豪華版DVDを買った。二作目も買おうと思ったが、都合よくテレビで放映されたので、DVDに保存した。三作目は来年の今頃、テレビで放映されるだろうからダビングしたいと思っているが、出来なかった場合は、正規品DVDを買おうと思っている。

今回上映中の三作目は、「ALWAYS 三丁目の夕日 ’64」である。見逃せば悔いを残すので、忘れないように食卓の上にはその映画のリーフレットを置いていた。

今回の映画は従来の2Dに加え、3D版も選択できた。折角だからと300円を余分に払い3Dを観る事にした。(3Dは過去に数回観見ているが、前回観た時めがねは100円で持ち帰りが出来た)

’64は昭和39年であり、僕が社会人になった年である。日本悲願の東京オリンピックが開かれ新幹線が開通し、多くの日本人が将来の日本に夢を抱き、経済大国へと突っ走って行く時代にあった。前に向かって走り、上を目指すことが求められ、多くの日本人がそれを素直に受け入れ、時間を惜しんで働いていた時代なのだ。

一作目も二作目も泣いた。涙をボロボロこぼし、頬を落ちた涙が口にも入った。決して悲しくて泣いた涙ではない。所謂、ぎすぎすした現在の日本人に欠落していると思われる、人間同士の暖かい思いやりや触れ合いに泣いたのである。

一作目のDVD収納函の帯には「270万人が泣いた感動の大ヒット作」とある。多分今回の作品はもっと多くの人が涙を流すであろう。道路も舗装されていない路地裏の駄菓子屋、木材で作った塀、懐かしい商品の看板等々、よくぞここまで完全に近い時代考証が出来たものだと驚いた。当然、今流行のコンピューターグラフィックやミニチュアも使って完成させているが、当時の風景を懐かしく思い出させるには十分すぎる技法である。

第一作目のDVDに付属された冊子には、監督から原作者へ宛てた文書が書かれている。それには「戦後日本はひたすら前に向かって走ってきたが、その中で何か大事なものを失ったり、忘れ去ったのではないか。今の若者は夢を語ろうとせず、希望もなくしている。自分達は”未来”や”将来”といった言葉が確かな力を持っていた時代、すなわち昭和30年代を舞台とした映画を作ることによって、もう一度日本人に元気を取り戻してもらいたいと思いこの映画を作った」と述べている。

折りも折り、敬愛する五木 寛之さんが「下山の思想」と言う本を出された。3日前に買ったので未だ殆ど読んでいないが、まさに訴えられているところは、この映画と同じではないかと思っている。

物語の終わりごろ、三浦 友和扮する町医者が「幸せって何だろうなー」と独り言を言う場面がある。僕には印象に残った場面であり、各人で考えて見る必要がありそうだ。

あの時代にタイムトラベルしたい人は是非この映画を観られる様にお薦めするものである。そして多くの涙を流して欲しい。

|

« くどいようだが、”歴史資料館始末”最終編を書かせて! | トップページ | コンピューター内臓機器の弱点 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

私も何度も泣きました。でも1作目、2作目でのことですが・・・。
まだ新作は観ていません。
お付き合いさせていただいていたころは、ビッグコミックオリジナル(20年ほど近く愛読していましたが、最近は購読も忘れるようになりまして・・・)で涙を流しておりました。
1作目の、鈴木オートの社長が従業員の履歴書内容確認間違い謝りのシーンで「もう戦争は終わったんだ。自動車修理だけではなく、自動車会社としてうっていく、世界にだって出ていけるんだ」と夢を語り、それがうなづける。
また、テレビを購入、到着した際、近所の人々が祝いを持って参観に来る。自分の小さい頃を想い出し女房や子供、孫に自慢話をしたものです。
懐かしい、うれしい映画です。大好きな若大将より素敵な、寅さんに匹敵するような映画だと思います。

投稿: | 2012年2月18日 (土) 20時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1105840/44087030

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「ALWAYS 三丁目の夕日 ’64」 お薦め :

« くどいようだが、”歴史資料館始末”最終編を書かせて! | トップページ | コンピューター内臓機器の弱点 »