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2015年2月13日 (金)

3度目の「川辺二日市」は・・。

前項と日時が前後するが、「川辺二日市」について記録する。

昨年は「京町二日市」へ行ったが、今年は3度目になる「川辺二日市」へ行ってきた。この市は”県内三大市”の一つとして、江戸時代の天明年間から約230年の歴史があるそうだ。農民たちの物々交換から始まったとの現地説明を受けた。

南九州市川辺町の1.3キロに亘るメインストリートが、午前8時から午後6時30分まで歩行者天国になり、約400もの露天が並び、どこから来るのか不思議なほどこの町に人が集まる。今年は2月7~8日行われることを知って、7日に家人と二人で出掛けた。

鹿児島市の鹿児島中央駅から臨時直行バスが45分おきに運行されたり、町の臨時駐車場から会場まで、シャトルバスが運行されることなどから、この市の大きさが想像出来よう。商工会からは”交通案内”や”催しについての時間や内容”や”トイレの場所”等々について書かれたリーフレットが用意され、その周到ぶりも一目おかれる。

3度も訪れると、そのリーフレットに頼らずとも、どこでどんな催しが行われるか、おおかた知る事になる。バナナの叩き売り、チンドン行列のスタート地点、フリーマーケット、楽市楽座、商工会本部などの場所である。

メインストリートに近い場所に駐車するためには、出来るだけ早く家を出る必要がある。僕らは7時過ぎに家を出て、鹿児島市で朝食をとり、9時前には会場に着いた。それでもこの時間、かなりの車があちこちの駐車場に向かっていた。早く出発したおかげで、歩行者天国スタート地点まで50m程度の近いところに駐車出来た。

”市”だから、目的のメインは、両側に並んだ露天での買い物である。僕も余裕があれば、欲しいものでなくても、あれば良いなと思うものはある。売られているものは苗木、陶器、仏壇仏具など多岐にわたる物品で、その多くは食品(海産物・農産物・各種食べ物)である。ただ、この年齢になればコレといって特別に必要なものはないから、買うというより眺めることに時間を割くことになるのは仕方ないことである。その他フリーマーケットや餅つき大会・バナナの叩き売り・チンドン行列・武者行列の餅まき・猿回し劇場・川辺高校のライブ等の各種イベント等々。賑やかさが性に合っているいるのか、、ブラブラ数キロ歩いても疲れることなど全くない。

9時過ぎではこの程度の人出であった・・・デジカメの時計は6分ほど進んでいる。
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正午前にはこの賑わい
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呼び込みの声に釣られて、3点ほどの食品を買った。せっかく来たのだから、不要なものを買う余裕はないものの、珍しい食べ物には背を向けられない家人は、「楽天で1位を獲得した」との貼り紙に釣られ、初めて食べる豚肉を挟んだサンドウイッチを歩きながら頬張って、それでも腹が満たないのか、五穀米で撞いた餅を買って食べていた。歩きながらの飲食は、その場の雰囲気によって、羞恥心を感じることなく、時としてカッコ良く映るから不思議である。

何度も来る客は得な店を知っている。回転まんじゅうを売る店はこの市で数軒はあるだろう。ところが1軒だけが抜きん出た集客で、他を圧倒している。まさに一人勝ちである。まんじゅうを買うために7~80人以上が行列を作っている。こんな店は他にはない。よく見ると餡(あん)の量がすごいのである。他店の2倍はあるかもしれない
こっそり写真を撮った・・・1個100円で他店より10円高いが、客は並んででも買う。
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並ぶ客・・・まんじゅう店は右前に見える店の横にある。・・・横から縦に7~80人並んでいた。
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フリーマーケットはたいして規模が大きくはないのもの、多くの人が訪れている。アメリカのブランドに釣られ、僕は夏用のスポーツTシャツを200円値切り買った。その後26軒の店が食べ物や地元の特産品を売っている”楽市楽座”へ行った。食事時間には早かったのか、客は多くなかった。

フリーマーケット会場・・・ここも結構な人出だった
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飲食店や特産品を売る店が集まった”楽市楽座”・・・昼ころには食事のため、賑わった。
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各所に簡易トイレが
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ここでも自衛官募集が、車目当てに数人が集まっていた。
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進行方向の右側の店をざっと眺めて来たので、もう一回丁寧に眺めようと、引き返した。この日は結局1・3キロを2回往復した計算になる。途中でいつもバナナの叩き売りをしている路地に足を止めた。軽快な楽器の音が聞こえてきたからである。川辺高校のブラスバンド部のライブであった。

川辺高校のライブ
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この日はMBC(南日本放送)の生中継が行われることが決まっていたのか、突然同局の女性アナウンサーが現れ、男性キャスターと思しき人との掛け合いが始まった。実況だから失敗は許されないのだろう、ディレクターが前面で、用紙に書かれた文字を彼らに見せながら合図を送り、高校生たちに質問してゆく。次に現れたチンドン連中に声をかけたり、バナナの叩き売りの”小平太”さんにマイクを向けたり、放送局の華やかさが想像できた。

南日本放送によるラジオの実況
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市中に繰り出す前に取材を受けるチンドン「川辺歌舞色会」
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正午に開くバナナの叩き売りで、事前に取材を受ける小平太さん
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この実況放送を見ようと集まった人々
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結構長い時間をそこで過ごしたので、腹を満たそうと前述の”楽市楽座”へ向かった。昼頃なので、先ほどに比べ客数が格段に多くなっている。店を眺めたが、特に美味そうなものが見当たらない。更に先程まで晴れていた空が、急激に曇ってきた。「雨になるかもしれない」と思い、帰ることにした。予報も晴れから曇りになると告げていた。

開運祈願の3つの茅の輪
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たたき売りでバナナを買うつもりであったが、今回は前列に陣取れそうもない。バナナを獲得するには、恥じることなく大きな声での声かけタイミングと、前列に並ぶ地の利が必要である。安価になったバナナを、叩き売り会場で買わずとも良いのであるが、あの小気味良い口上に釣られツイ長居をしてしまう。チンドン行列もほんのちょっとだけ見ただけで帰るのは残念であったが、過去に2度見ているから早めの帰宅を決めた。途中で武者たちが投げる餅まきで2個拾って、急激に曇ってきた川辺の町を後にしたのである。

春の息吹を感じさせる花や木々
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同上
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同上
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武者行列前に行われた「餅まき」に掛かる武者たち
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