半年振りのマラソンに疲れたが、松野 明美さんとツーショット写真を。
本年4月26日が、湧水町で行われた本年前期のマラソン最終出場日であった。それから半年が経ち、申し込みの締め切り間際に知った競技が、昨日8日(日曜日)に行われた「西郷どん御狩場マラソン」である。
場所は薩摩川内市高城(たき)温泉郷で、行った事はないが鄙びた温泉で、「全国名湯百選」に選ばれる程の泉質らしい。半年も走っていないし、昔痛めた左足半月板の痛みが、再発したかに思えた頃であったので、大事を取って5キロ部門にエントリーした。コースは3キロ、5キロ、10キロであったが、今回は10キロを走る自信が全く無かった。
当日は6時50分に家人と共に家を出た。1時間半程度で指定駐車場に到着出来ると思われたが、行った事がない場所であったので、余裕を見て2時間前に出発した。日曜日の早朝なので、1時間ちょっとで薩摩川内市へ着いた。ファミレスで朝食を採り、案内図を頼りに指定の第2駐車場に着いたのは、8時半過ぎであったが、既に駐車場はほぼ埋まっていた。
会場までシャトルバスが運行されていて、幹線の国道3号線から逸れて、田舎道を走ること15分程度で、会場の小学校の運動場に着いた。掲示板には、参加者は700人で締め切った旨の張り紙がしてあった。この狭い道ではそんなに多くが走れないのかも知れない。
何処の大会でも受付時に貰うのが、紙バッグに入った大会用冊子、バスタオルかフェースタオル(当然大会名などが印刷されている)、お土産(今回は紅白の餅)等で、冊子には食事、飲み物、温泉入浴券等が同封されている。
受付用のテント
何回か出場するうちに、大会の雰囲気には何とか慣れた。9時から開会式があるとのアナウンスがあり、体育館に入った。市長、商工会長、実行委員長など、お決まりの人達の挨拶に続き、今回が20回の記念大会であるからであろうか、ゲストランナーとして、同郷の松野 明美さんが紹介された。
彼女が未だ有名でなかった頃、熊本市のビッグウエーという会社で働く彼女と話したことがある。もう20数年も前の事であろうか。お客と店員という立場であったが、その頃少しずつ名前が売れ始めていたので、マラソンについても話したのだろうか、全く内容は覚えていない。
同郷の縁とは不思議なもので、これが熊本県内で会ったのであれば、彼女に声を掛ける事はまずないのであろうが、県外で会った事でなんとなく親しみが湧き、式終了後彼女に話しかけた。現在もTVに出ているらしいが、僕は観た事がない。
嘗てビッグウェーで話したこと、住居の事など話したあと、ツーショット写真を撮った。小柄で少々甲高い声であったが、同郷の誼なのか、ニコニコ顔で話して呉れた。一見華やかで、結構有名人であるらしいが、私生活では障害児を抱え、苦労をしている事を家人から聞いた。しかしそのような暗さは微塵も感じさせなかった。
松野 明美さんと暫し談笑
彼女とのツーショット
5キロコースは、スタートから一旦ゴールとは反対方向に走り、折り返したあとゴールに向かう変則的なコースで、スタート地点から折り返し地点までは下り坂、再度通るスタート地点からゴール迄の3キロは、延々緩やかな登りの連続であった。
131人がエントリーしている5キロコースは、10時20分にスタートした。後で判った事であるが、50歳以上の部では僕より年長者は6人であった。中間くらいに位置してスタートしたが、折り返しまでの下り坂でも、直ぐ疲れを感じ始めた。室内のランニングマシーンとはペース配分が違うからかもしれない。ついつい前の人を追い越そうと早足になるようだ。全身の疲れでは無く、息苦しいのである。多分大半の人も同じように感じているハズと言い聞かせ、ほぼ毎日マシーンで練習していることを拠り所に、マイペースを守る事で完走を目指した。
スタートする僕
折り返し地点で僕を撮影しようと待っていた家人に、笑顔で手を上げたが、実はそのポーズとは裏腹に、息が上がりかけていた。ずっと緩やかな上り坂が続く。遅い10人程度は抜いたが、僕も数名から追い越された。実に情けなくなった。日頃の練習(と言っても30分程度)は何だったんだと自分に言い聞かせるが、足は速くならない。
農村なので人家は疎らである。それでも家の前で、頑張れの声と共に拍手したり、中には鍋蓋を二つ合わせ、それを敲いて応援してくれるおばさんもいた。僕はにっこり会釈を返すが、心臓はパクパクだった。来年の「菜の花マラソン」は大丈夫だろうかと、不安がよぎる一瞬もあったが、何とか沿道の応援や、スタッフの声に励まされゴールした。全くと言ってよいほど平坦や、下り坂が無かったのが堪えた。
折り返し、スタート地点からゴールへ向かう
何故こんなに苦しい思いをして走るのだと思う道中であったが、心臓の鼓動が正常になり落ち着いてくると、その達成感、爽快感に「走ってよかった」と思うのである。何と落差のある思いであることか。
結果、タイムは29分13秒で30分を何とか切れた。順位は全体で62位で、50歳以上では男女合計52人中27位であった。アトラクションの太鼓演奏に続き、成績発表、表彰、万歳三唱が行われ、地元の有名焼酎「村尾」などが当たる抽選会が行われた。ひょっとすると僕にもと、期待をこめて待ったが残念ながら・・・・であった。
アトラクションほか抽選会などが行われた閉会式会場
ここでも、松野 明美さんは主役であった。3キロを走った後、10キロも走ったそうである。毎日15キロを走って維持しているそうだから、アマチュアの僕などが4キロ程度を走ることで満足するなど、努力不足としか言い様がないだろう。
山間には不似合いといえるような、大きなホテルの温泉はランナー達でいっぱいであった。ヌルヌルした温泉水で1時間余り身体をほぐし、明日から「菜の花マラソン」に向け練習しようと決意しながら、来た道を引き返した。
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