パソコン・インターネット

2009年8月 7日 (金)

どうにか使えるようになったネットブック

間が悪いことに、親しくなった量販店のI さんは3日間の休みであった。このことは、パソコンを買った日に彼が僕に伝えていたので知っていた。3日間も使えないままにして置けるほど気が長くない僕は、承知で件の量販店に急いだ。対応したのは始めてみる社員であったが、早速用件に入った。「とにかくメールが出来ない、原因が判ればそれも知りたいが、僕にそれを理解できる知識もないかも知れないので、兎に角メールの送受信が出来るように設定して欲しい」と頼み込んだ。

彼はしばらくパソコンを触っていたが、さじを投げたらしい。別の社員を呼んだ。再度経緯から説明しなければならないが、仕方ない。30~40分間、彼も真剣に原因を探っているように見えたが、結局解決できなかった。専門家に近い知識を持った人でさえこの程度である。ここで彼の口から聞き捨てならない言葉が出た。普通なら目くじらを立てるほどでも無いのだが、僕も焦っていた。

「完全な状態にするにはお金を払って頂だき、設定しなければなりません」と。多分親しいI さんならこんな言葉は吐かないはずだと思ったら、いつもの悪い癖が出た。いい年をした大人だから喧嘩腰にはならないが、納得できない発言である。思うところを述べた。「パソコンは普通の家電とは違う、買ったらその目的であるインターネットとか、メールが出来るようになるまで販売者が責任を持って対処するのが当然ではないか?可能な限り努力して出来ないのなら仕方ないが、サービスだから適当にとの気持ちが見え見えだ」「たとえ小額の買い物であっても、お客との信頼関係が売り上げ増に繋がるのでは」等々、沢山。

言わずもがなの事まで言ってしまって後悔したが、もう引っ込みが付かなくなった。現役時代、この性格でどれだけ損な役回りをしただろう。

でも、僕はパソコン販売については、どこの販売店も間違っているように思えてならない。世の中にこれだけ普及すると、大半の人がハード面の知識も持たず、ネットやメールを楽しんでいるに違いない。それなのにそこに至るまでの設定やアフターに彼らは責任を持ってない様だし、消費者の知識の無さを逆手にとって、利益をアフターサービスに求めているように思えるが、穿ち過ぎであろうか?パソコンと他の家電とどこが違うのだろうか?

パソコンに関しては、その製造元業界が「殿様商売」と決め付けられても仕方ない、特殊な売り方ではないのか。確かに「初期化」など、知識のない人が行うには危険があり過ぎるような場合は専門業者に頼むのは仕方ないにしろ、今回みたいなハード面のトラブルでないものについては、最後まで責任を持つべきだ。周辺機器販売業者も、同じような対応を取る業者がいるのは何故だ。

長くなるので、結論を述べたい。僕から意見された彼も驚いたようだ。翌日再訪したときは、すっかり人が変わったように対処してくれた。結局、親パソコン(自宅のノート型パソコン)と同じ設定にする事により解決したのである。考えれば当たり前のことに気付かなかった。

それでも人はどうあろうと、僕は何も恥じること無く、知らないことは質問して自分の知識にしたいと思うので、今後も解決できない時は教えを乞いに行くつもりだ。

7日にこのブログにコメントを頂いた。九十九とヒトツさんと言う方からである。親切なコメントで、非常にためになるアドバイスであった。パソコンにかなりの知識をお持ちであると推察している。過去にも2~3度頂いたことがある。願わくばメールアドレスをお送りいただき、親しくご挨拶したいものである。

アドバイスに従い、親機にもネットブックと同じメールが残るように設定した。昨日はソースネクストのセキュリティーソフトを購入して、朝方インストール終了した。これでトラブルが発生しない限り、安心して2つのパソコンを使うことが出来る。

3日間休んでいた量販店のI さんに、電話した。今までの経緯を一気に話した。やはり何度も親切を受けているので、安心して話せる。ふっくらした何時もニコニコ顔の彼がふと漏らした。「上役から良く叱られるんです、お客に親切過ぎる」と。多分親切のあまり、お客との対話が長引くのであろう。僕は即座に言った。

「いや、I さん今のままで良いのだ。お客も受けた親切は忘れない。そのお客は君を指名して商品を買うだろうし、少なくとも他の店に逃げることは無いはずだ」顔を赤らめて聞いているであろう彼を想像しながら電話を切った。実を言うと、ネットブックと同じメールを親機に残す方法は自信が無くて、彼に確認するのが主目的であったのだが、当然親切に教えてくれた。

何時も思うことだが、出来る親切はするべきである。「情けは人の為ならず、めぐりめぐって己が為」。もって肝に銘ずべき。I さんの営業姿勢は素晴らしいと思うが?

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2009年8月 6日 (木)

ネットブックを買ったが・・・・・

以前から欲しいと思っていた、ポータブル用小型パソコンである所謂ネットブックをようやく買った。例の定額給付金をその一部に使った。今まで数台のパソコンを買ったが、今回は過去に使ったそれとは使途が違うことから、中学時代の友人のアドバイスもあり、一時躊躇した時期があったが結局買った。

当然、購入に当たっては可能な限り安価に入手出来る方法を調べた。精密機械以外はオークションを利用することも多いが、今回はそれは利用しなかった。よく使う”価格com”を調べたが、確かに当地区の量販店より安い。

しかし、パソコンについては持っている知識が少ないため、正常に使い始めるまでは、パソコンの専門家に教えを乞わねばならない事も、過去の経験から判っている。

僕が住む町にも量販店があるが、どうも安さのみを前面に出して、アフターサービスが良好とは言えない。そこで隣の市に進出してきた量販店に行ってみた。数ヶ月前のことである。そこで感じのよい社員と声を交わすようになり、結局彼からそのネットブックを購入した。

商品は他で買って、サービスだけを受けるのは当然気が引ける。価格com登録店より、多分数千円高かったと思うが思い切った。

このような小型パソコンには、普通DVDドライブは付いていないので、外付けのDVDドライブも併せ買った。翌日早速、無線LAN設定から始めた。これはあっけないほど簡単に出来て、かえって拍子抜けした。コレガ社の製品であれだけ苦しんだ事が嘘のようである。

買ったパソコンは lenovo s10e  である。インターネットの設定も旨くいった。セキュリティー対策ソフトは6ヶ月限定で搭載されているので、新たにソフトを購入する事になる。スカイプは、カメラやマイクもパソコンに付いていて、外付けの必要がないので、すっきりしている。バッテリーは5.3時間利用できる。まー、良い製品を入手したかなーと思いながらメールの設定に掛った。

ところが、メール設定が出来ないのである。アウトルック エクスプレスは開けるのであるが、直ぐに別のウィンドーが開き何やら難しい警告文が現れた。買って間もない製品であるから、そう簡単に壊れるはずもないのだが、やはりここは専門家に任せたほうが良いと判断し、何時もならあちこち弄くりまわすのであるが、翌日買った量販店に持ち込んだ。顛末は次回に述べる。

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2009年6月16日 (火)

無線LAN設定始末 (最終)

差し迫って必要とはしなかった無線LANについて、何回かこのブログで取り上げたが、本日ようやく決着を見たので記録する事にした。現在使用しているパソコンと同時期(平成18年2月)に買っていたCO社製無線LANブロードバンドルーター(親機と子機同梱)の設定を量販店の指導のもとに行ったが作動せず、最後はパソコンメーカーに電話のうえ、CO社からの情報入手を条件に、設定の手伝いをするとの言質を得た。これで事は成ったと、CO社にファックスを入れた。(この会社は電話での対応はしていないと言うに等しいほど電話は繋がらない)

ところが僕が知りたい事項(パソコンメーカーから依頼された、セキュリティーに関するCO社からの情報)には直接触れず、ネットを使って商品の接続方法を調べて欲しいとの、まことにつれない返事であった。

勿体無いとは思ったが、CO社製の製品に見切りをつけ、時間的に余裕が出てきた最近、量販店から推奨されたバッファロー社製の無線LAN親機をCO社製のものとほぼ同じ値段で購入し、翌日設定に掛った。前回あれほど手こずったので、「掛る」と言う表現を使うほど構えていたのであるが・・・・・。

ところが拍子抜けするほど簡単に、短時間に設定は終了したのである。当然CO社の取扱説明書と違い、微に入り細にわたる説明がなされていた。それだからこそ設定に成功したと言える。

この事は使う人の身になって説明してその結果設定を成功させた、言うところの「顧客満足度」を満たした事で、バッファロー社の勝ちであったと僕は評価する。

さて、設定は出来たがパソコンとモデムを結んでいた線が無くなっただけで、相変わらずパソコンとの間にはプリンター、スカイプ用のウエブカメラ、マイク、ワンセグ用アンテナ、スピーカー等の線が繋がったままである。最初の思い付きが、パソコン利用時だけに使う部屋のエアコン代を節約することにあったので、このパソコンを現在の部屋で使うと無線LANの意味がない。

いちいち線を外して別室で使うのは面倒極まりない。意味を持たせるためには、別にもう一つパソコンを持てば良い。頭の中には今話題の「ネットブック」等と呼ばれるミニパソコンが既に浮かんでいる。無線LAN設定を正当化するためにネットブックを買うのか、買いたいために無線化したのか、今となってはどうでも良いが、海外でのショートステイや国内旅行でのブログ作成等に価値を発揮するに違いないと考え、何とか費用を捻出したいが年金生活者の僕に・・・・果たして?結果は後日。

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2009年6月 9日 (火)

メールアドレス変更を余儀なくされた迷惑メール。

今月6日、メールアドレスを変更した。好んでの変更ではない。余儀なくされたのである。余りにも増えすぎた迷惑メール、多分多くの方もお困りだろうと思うが完全に防ぐ方法がないのが残念である。最近の特徴はほぼ全てが外国から送信される英語での迷惑メールであり、国内発の迷惑メールは激減した事である。国内では法には逆らえないのだろうが、国外から送信される迷惑メールが取り締まれないのは容易に想像が付く。

平均すると一日20~30通の迷惑メールが届くに至っては、削除する作業そのものがアホらしくなる。ホトホト困って変更を決意した。最近は迷惑メールを自動的に振り分けてくれるが、実はこれも殆ど確実ではない。迷惑メールトレイには迷惑メールは1通も入っておらず、通販のメールが入っていたりするからである。今まで使っていたメールアドレスは当地へ引っ越してから設定したもので、非常に気に入っていた。

余談になるが、僕が19歳の学生時代に見た映画「太陽がいっぱい」はその後2度観たし、ビデオ、DVDでは多分5回以上は観た。アラン・ドロンの出世作と言っていいだろう。多くのシーンは殆ど頭に入って入るので、途中から観てもその後のシーンも容易に判る。それくらいお気に入りの映画である。確か一昨年頃テレビで観た「リプリー」もシナリオは「太陽がいっぱい」と酷似と言うよりほぼ一緒であった。早速DVDに保存した。

「太陽がいっぱい」の撮影舞台となった地中海と、印象に残った地名のシシリー島タオルミーナを訪れたく、定年後イタリアを旅行した。願わくばもう一度行きたいが、それは文字通り夢に終りそうだ。

僕のメールアドレスはその「太陽がいっぱい」のフランス語題名を使ったもので、最後まで使うつもりであった。新しいアドレス作成方法の一つとして、それと数字を組み合わせる事も考えたが、いっそのこと思い切って別のものに変えた。

作成が終ってもそれを友人達や関係各所へ連絡する作業がある。友人達へは日頃の無沙汰を詫びたり、時候の挨拶をするメールになるので苦にならないが、アドレス変更を届けなければ今後のネットを利用する作業に差し支える、関係各所への届けは面倒である。

これで暫くは安泰であろうが、何時まで保てるかはなはだ疑問である。外国の人間がどうして日本の個人のアドレスを知る術を持っているのか、僕には判らない。それほどインターネットについての知識があるわけではないし、防御法も知らないので、今後は迷惑メールが届かないように祈るばかりである。

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2009年2月25日 (水)

無線LAN設定始末 その2

予想通りと言うか、案の定週明け23日にコレガ社からのFAXを受信した。普通の精神状態なら、FAXが届くまで我慢して相手を非難するような大人気ない態度はとるべきではないとの自制心が働いたであろうが、相手の誠意が全く感じられなかったというその一点で、責めの文を書いてしまった。今でも、その会社の営業姿勢は理解できないし、大きく言えば経営陣がどの程度の人達であるか大体察しがつく。会社にはそれなりの事情があることは承知しているが、この時期1台でも多く売らねばとの気持ちがあれば、顧客の心を掴む為の努力は怠れないはずなのに。

さらに失望したのは、僕の問い合わせに全く応えてくれなかったことである。僕は2つのことについて知らせて(教えて)欲しいと御願いしたのであるが、それには全く触れず、本文最初の書き出しは、僕が使っているパソコンのOSのSP(サービスパック)についての問い合わせであり、「もしそのSPが3であるなら、製品に付属しているCD-ROMに収録されているソフトは利用できない、SPが2までなら利用できる」であった。首を長くして待っている問い合わせ者に対し、たったこれだけのことを、早く知らせてやりたいとの親切心があれば、電話ででも出来たはずだ。事実、僕は最近マイクロソフト社からの推奨で、SPを2から3へアップさせていたのである。結論から言うとSP3の僕のパソコンでは不可能という事である。

富士通へ電話を入れた。こちらは直ちに繋がり、その後担当者と話が出来るまで5分ほど掛る旨のアナウンスがあり、その間テープで色々な情報が流れるが、通話料無料であるからこちらは焦りの気持ちは全く無い。担当者はこちらの言い分を十分聞いてくれ、「SP3を2へ戻すことは可能であるが、トラブルが発生する可能性が否定できない。それを承知で2へ戻した後、持っているルーターを使用するか、SP3のまま、新たなルーターを購入するかお考えください」とのアドバイスであった。

こんなことで無線LANを是非ともと思えば、コレガ社以外の製品を購入することになる。購入に当たって富士通の担当者はアドバイスをしてくれた。即ちメーカーに対して4項目を必ず確認すること、その4項目についても詳しく教えてくれた。30分以上の長電話であったが、感謝の気持ちを十分伝えて電話を切った。無機質なFAXでの紋切り型のやり取りと、電話で生の声を聞きながらのやり取りの違いは、想像以上に大きな違いがあると思う。

コレガ社の名誉の為に付け加えると、FAXに書かれていたのはそれだけではない。ほかにルーター(親機)の設定内容についての確認方法を箇条書きで記してくれていた。が、僕にも、富士通にも全く必要の無いものであった。

担当者と電話で話してもいないので、社風の一端も知ることが出来ないが、コレガ社も周辺機器メーカーでは名の売れた会社なのかもしれない。経費節減方策の一つだろうから、受信料負担は仕方ないにしても、1時間以上待っても通じない電話での問い合わせは、ストレスと会社への不信感が溜まっただけであった。

僕としてはFAXを受信した時点で、コレガ社から情報を得られたと思い「ことは成った」と喜んだのであるが、以上の顛末で振り出しに戻った。又何時の日かこのことについて触れたいと思う。

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2009年2月18日 (水)

無線LAN設定始末 その1

前回に続いて、現在進行中の無線LAN設定について記録する。

CG社に若干大人気ないFAXを送りつけたあと、少々後味悪く思っていたらなんと諦めていたCG社からFAXが届いたのである。繋がらない電話のお詫びと共にその解決に鋭意努力中であること、質問事項を記入して送信して欲しい事等が記されていた。こちらも無礼な文をFAXしたことを詫び、質問内容を記し送信した。ただ、1日経った今日までに返事を受け取っていない。

当然のこと、口頭でのやり取りのほうがお互い齟齬が生じないのであるが、あれほどの時間ダイヤルし続けるのは、結構忍耐がいる。今回、FAXを受信して先方の回答を得たとしても、僕がどれほど理解できるのか正直不安である。

ここまで時間を費やしたので何とか成功させたいが、パソコンに詳しい人なら造作もないことでも、そうでない人にとっては大変な作業である。勿論、1,2万円出せば、無線LANN接続や、新たに無線で繋ぐミニノートパソコンの設定まで短時間で終了できるのは判ってはいるが、其の余裕が僕には無いのである。

知らないことを聞くのは一時の恥だから、僕はその恥を偲んで専門家に訊ねに行くが、それでも専門用語を思い出せなかったり詰まったりして、何とも自分が情けなく恥かしく、訊ねたことを後悔することもある。「今更こんなことを聞けない」と言う気持ちが訊ねることを躊躇させるが、それでも教えるほうは若干の優越感を感じながら教えるはずで、「僕はあまりモノを知らない」と前置きしてして質問するようにしている。

友人は有難いものでブログを読んだ中学時代の同級生や元職場の友人達から、いくつかのコメントやメールを貰った。なんだか大げさになりすぎたかなと、ブログの題材にしたことに内心忸怩たる思いが無いわけではない。

残念ながら、いまだに回答のFAXが届かないので、これ以上の記述が出来ない。最近写真を挿入していないので、一昨日行われた自治会のグラウンドゴルフに家内と共に参加した会場の、文字通りグラウンドに咲いていた今盛りの「河津桜」を貼り付ける。

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2009年2月15日 (日)

無線LAN設定に四苦八苦。

一時、友人の勧めで字の大きさを普通から大に変えたが、ブログ大半が普通の大きさであると判断し、再度普通に変えた。が、先日複数の友人から、やはり見難いので大きな字で書くべきだと指摘され、又本日から大きな字で書くことにした。

現在使っているパソコンは2年前に買い換えたもので、当時今ほど話題になっていなかった無線LAN設定に必要な、ブロードバンドルーターを同時に買った。特段必要に迫られていた訳でもなかったが、まあ、先端を走れと言う気持ちであった。購入後直ちに取り付けに掛ったが、上手く行かずそのまま放置して2年が過ぎた。

そもそも今回再取り付けを計った動機は、電力料金の節約からである。パソコンは自分の部屋に設置しているので、居間と自室のエアコンの電気料金はバカにならない。居間でパソコン作業をすれば1部屋分の電力量で済む。ただ、居間にパソコンセットを置くだけのスペースが無いので、現在注目の「ネットブック」なる言葉で売られているミニノートパソコンを買い足せばという、単純な発想である。

たまには海外旅行もするので、これを持参しメールやスカイプに使えば安いもんだと、勝手な理由付けで無理に自分を納得させた。先ずは2台を無線で繋ぐべく、先に失敗した無線LANの再設定を開始した。

スタートから暫くスムーズに作業は経過したが、その後は全く説明書どおりに進まない。CD-ROMがインストールできないのである。普通この程度の作業で失敗することは考えられない。直ちに、家電量販店のパソコン売り場へノートパソコンを持参して教えを乞うた。最近の不況で暇になった売り場の担当者も、嫌な顔もせず僕のしつこい質問に応えてくれた。インストール出来なかったが、彼は幾通りかの方法を教えて呉れ、僕も何とか合点したので帰宅後作業を再開したが、事は考えているほど簡単ではなかった。こうなると、そもそも無線LANとは如何なるものかという疑問が生じ、書店から参考書を買ってきて基礎から勉強を始めた。知らないことばかりであった。

昔からそうであったが、僕はことに当たってよほど難しいこと以外は、説明書を読む前に行動を起こすせっかちな性分で、今までは最終的に何とか格好がついていた。今回も何とかなると始めたのであるがが、何ともならなくなり参考書に頼ったのである。しかし、今回は参考書を読んだくらいで解決出来るものではなかった。

こうなると、今回のトラブルはパソコンメーカーFT社と、ルーターのメーカーCG両社へ、不調の理由を聞き、さらに取り付け方法まで教えて貰うことが早道である。先ずパソコンメーカーへ電話を入れた。流石に有名メーカーである、直ぐ繋がり電話代は不要で、説明も実に丁寧であった。僕が取説の注意事項を細部まで読んでいたら、初期段階で無駄な試みをせずに済んだことも判明した。注意事項には「添付されているアプリケーションは本パソコンにはインストールしてはいけない」と書かれていたのである。結局長いやり取りで、無線LANで一番必要大事とされるセキュリティー設定に必要な情報を、ルーターメーカーへ問い合わせ、再度パソコンメーカーへ電話することで、全て解決するというところまで至った。

今度は、ルーターのメーカーへ電話を入れた。今回は発信者負担電話である。話中が40分近く続いた。昔はパソコンに関係する会社は殆どそうであった。なかなか繋がらず、1時間くらい掛け続けることもちょくちょくあったが、最近は交換機で受信した電話を、発信者の電話のボタン操作で、各担当部署へ繋いでいく方法を採っている所が多い。当然購買者に対するサービスである。

もう、イライラは我慢の限界であった。とうとう先方の時宜に即しない、サービス不足や誠意不足を憤る内容のFAXを送信したが、予想通り返信も無かった。翌日量販店に行き、パソコン売り場で沢山並んだLAN機器を見ながら説明を受けた。僕の製品は既に2年前の機器であり、ここには当然高性能の新製品が沢山販売されている。担当者に、参考書で見知った商品などについて質問して、無線LANアダプターを内臓したパソコン(僕のもそうである)に対しても、比較的簡単に接続できるBF社の製品を、担当者も勧めたので購入しようかと考えた。これだとセキュリティー担保のための、ルーターメーカーへの暗号化キー等の確認が不要になる。だが、確かに高性能ではなくなった、現在僕が持っている製品も無駄にするのは勿体無い。この時期配慮に欠け消費者無視とも思われる、CG社への意地を捨てて電話を掛け続け、情報を貰って古い機器を取り付けて完成させるべきか、CG社と競争関係にあるBF社の新製品を買うか迷っているが、それにも増してあの程度で腹を立てた自分に、情けなさを感じた最近の出来事である。

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