テレビ取替え騒動。
本年始め頃から、5年前に買ったBSチューナー付き液晶TVがおかしくなり始めた。液晶画面に、黒い曇りが筋のように広がり始めたのである。26インチの、今では大型とはいえない大きさであるが、地デジチューナーも付かず約29万円の大金で買った大事なテレビが5年も持たずにおかしくなり始めたのである。暫く様子を見ていたが一向に解消されず、買った量販店に連絡した後、メーカーの出張所へ持参して修理を依頼した。時間が掛ることを告げられ、代替品を借りて観ていたが2ヶ月経っても連絡が無い。痺れを切らし電話したら、液晶のパネルの入荷が遅れているとの由、しかもその入荷日も特定できないとも。だた、その後に信じられないような話が続いた。
「あなたさえ承知なら、新品のしかも地デジチューナーつきの同型のテレビと交換出来ます」との、まさにご託宣。「えー本当」と思わず驚きの声。
でも、そんなにいいことが簡単に起こるわけが無い。そのTVには出力端子が付いていないという。最近のTVは殆ど付いてないそうだ。その時期、僕が使用中のDVDレコーダーにはBSチューナーが付いていないため、TVから出力し、レコーダーへ入力していたのである。出力端子が付いてなければ、BSと地デジチューナーつきのDVDレコーダーが必要になる。加え、さらにもうひとつ不要なものが発生するのである。
実は、TV購入の際、量販店の「地デジ放送はまだ、8年くらい先ですよ。そのときはチューナーも安くなってるでしょうから、BSチューナーだけしか付いてないけど、今楽しまれたが良いのでは」なる言葉に押されて、その気になったのだ。
しかし、いずれ必要になるのならと、地デジチューナーをテレビの修理依頼中に、ネット購入したのである。今回のTV交換の話がもう少し早かったら、不要な出費は抑えられたのにと思っても後の祭り。
こうなると、新しいレコーダー購入に掛る費用と、新品のBSと地デジチューナーの付いたTVを貰うのとどちらが得かの計算である。電気店経営の友人に聞いたら、「何を躊躇している。そんな旨い話がどこにある。直ぐ交換して貰え」との確信に満ちた返事に、やがて新品のTVが我が家に届いたのである。今となっては不要な地デジチューナーと、DVDレコーダーに掛る出費を余儀なくされたのではあるが。
地デジチューナーは娘に送ろうと、荷作りまでしたが、僕の寝室に置いてる12インチのアナログTVにくらべ、隣の部屋の新しいTVの音声が何秒か遅れるのである。これは聞き辛い思い、荷を解いて12インチのTVに接続した。お陰で音声は一致するが、画質にそれほどの差が有るように思えない。多分ブラウン管TVではチューナーを使っても画面が小さいために、有意差を認識できないのかもしれない。
ま、それでも平成23年7月24日に始まるデジタル放送には、ゆうゆう間にあったわけで、年初から悩ませられたテレビ騒動もようやく解決。
実に鮮明な画像に加え、データ放送が利用でき、電子番組が見られ、字幕放送も楽しめるデジタル放送は、世界で1番では無いにしても早く実施される国のひとつだそうな。
今から地デジチューナー購入をお考えの方は、参考になさってください。
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